セミナーレポート サステナブル調達とESGの実践

持続可能な企業を目指して
調達の成功事例と最新トレンドを紹介するセミナー
「サステナブル調達とESGの実践」開催レポート

SB C&S株式会社(以下「SB C&S」)は、ディーコープ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三松俊裕、以下「ディーコープ」)と共同で2024年8月28日に「サステナブル(持続可能な)調達とESGの実践」をテーマに大手企業の具体的な成功事例や調達の最新トレンドなどを交え、実践に役立つノウハウを提供するセミナーを開催しました。

T2Next合同会社 代表 宇賀神 徹 氏は、調達組織(間接材)に求められている間接材費を機能・品質を維持したまま、コストダウンするための事例紹介をしました。通信費の事例では、音声コミュニケーション費用の見直し、固定電話の必要性を問い、外線の発着信をビジネスフォンからPC・スマートフォンへの移行を推奨し、複合機のコストダウンには、印刷枚数を把握し、適切な必要台数を算出することを推奨しました。新しい技術を入れてエコシステムとコストダウンの両立を可能にすることで、持続可能な経営ができると示しました。

ソフトバンク株式会社 CSR本部 CSR企画1部 部長代行 宮川 拓也 氏は、気候変動対応を中心とした自社のESGの取り組みについて紹介しました。温暖化については、温室効果ガスの排出量の把握と削減目標の設定と対策を検討し、再エネと省エネの両輪で推進するため、再生エネルギーの安定的な調達を目指してグループ会社と連携していくと説明しました。また、気候変動に対する取り組みとして、カーボンニュートラル推進とエネルギーコスト削減の2軸で課題解決を目指すとして、排出量の自動算出などを可視化できるツールの紹介をしました。

サステナブル・ラボ株式会社 代表取締役 CEO 平瀬 錬司 氏は、間接商材のサステナブル調達における現状と課題解決に向けた取り組みを紹介しました。2022年から企業のサステナビリティ報告の義務化により、大企業に対してESG情報の開示が義務付けられるようになりました。企業のESG戦略が強化されるようになり、調達購買がますます注目されている一方で、ESG評価の難しさや、ESG要素を考慮した選定基準の難しさ、技術革新や設備投資に踏み切りづらい経済性の難しさなどの課題を提示しました。ESG評価の効率化、高度化を図るため、サステナブル・ラボが提供する約10,000社のESG情報をもとに、金融機関と共同開発した評価モデルを搭載したツールを紹介しました。

SB C&Sパーチェスワン事業統括部は、企業の購買領域において、間接材購買に特化したクラウドシステムを提供し、購買の適正化、DX化を支援します。また、購買に関わる多様なニーズに合わせて購買戦戦略立案や組織強化、業務効率化のため業務改善、BPOといったサービスを全方位で提供します。

ディーコープは、購入するモノ、サービスが多岐にわたる接経費の領域に的を絞り、過去21年間で3,617社以上のお客さまをサポートしてきたノウハウを強みとして、今後もお客さまの間接経費の適正化と生産性向上に取り組んでいきます。また、グループ会社であるSB C&Sと連携して、間接材購買支援領域におけるお互いの強みを生かすことで、「長期にわたって客さまに寄り添いながら支援を続け、あらゆる困りごとを解決できる存在」を目指します。

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